登録不要で商用利用可!おしゃれなイラストフリー素材サイト厳選まとめ
- 一生 山口
- 9月25日
- 読了時間: 6分

「おしゃれなイラストを使いたいけれど、登録が面倒でつい諦めてしまう」 「フリー素材と書かれていても本当に商用利用可なのか不安」 ──多くの人が抱える悩みは共通しています。特に広告やSNS投稿、動画制作や印刷物、さらにはグッズ化など、利用するシーンによって規約が変わるため、安心して使えるかどうかを事前に知りたいという声は多いです。
そこで本記事では、登録不要で商用利用可のおしゃれなイラストフリー素材サイトを12選紹介し、それぞれの特徴や利用上の注意点を解説します。
目次
1. 商用利用可でも要注意!利用規約の確認ポイント
イラストフリー素材は便利で魅力的ですが、利用する前には必ず規約を確認する必要があります。まず重要なのは、商用利用が可能かどうか、そしてクレジット表記が必要かどうかという点です。フリー素材の中には「クレジット不要」と記載されているものもあれば、表記を義務付けているサイトも存在します。また、再配布や素材そのものを販売する行為、商標登録やロゴ化など、禁止されている利用方法も多く見られます。
さらに、SVGやPNG、aiなど対応しているファイル形式や、直リンクの禁止といった技術的な制限も意外と見落としがちです。加えて、公序良俗に反する利用や違法行為、あるいは運営者が不適切と判断した用途も禁止されている場合があり、必ず確認することが求められます。
2.登録不要フリー素材の利点と落とし穴
登録不要のフリー素材サイトの大きな魅力は、必要なイラストをすぐにダウンロードできる手軽さです。アカウント作成の手間がないため、作業効率が格段に上がります。さらに、カラーコード指定やSVG形式に対応しているサイトも多く、自由に色を変更できることから、デザインの幅を広げることができます。
一方で、商用利用可と明記されているフリー素材でも著作権は各サイトや作者に帰属しており、無制限に自由に使えるわけではありません。特に再配布や二次販売、グッズ化、ロゴ利用などには制限が設けられている場合が多く、誤った使い方をするとトラブルにつながる可能性があります。
3. 登録不要で商用利用可!おすすめイラストフリー素材サイト12選
・ソコスト
まず紹介するのは「ソコスト」です。シンプルなイラストを中心に8つのカテゴリを展開しており、個人法人問わず商用利用可でクレジット表記も不要です。ただし、著作権はサイト側に帰属し、再配布や商品化は認められていません。
参考:ソコスト|利用規約
・shigureni free illust
次に「shigureni free illust」は素朴でかわいい女の子をテーマとしたイラストが多く、9カテゴリが揃っています。商用利用可で、1つの制作物につき5点までは無料で利用できますが、6点目以降はライセンス購入が必要になります。著作権は作者に帰属しており、クレジット表記については明確な規定がないため注意が必要です。
・ガーリー素材
「ガーリー素材」は柔らかい雰囲気のイラストを提供しており、7つのカテゴリが用意されています。個人・法人ともに商用利用が可能でクレジットも不要ですが、第三者が作成したと偽って販売したり、公序良俗に反する利用は禁じられています。
・ちょうどいいイラスト
実用的なイラストを求めるなら「ちょうどいいイラスト」がおすすめです。500点以上のイラストが公開されており、ビジネスや生活に関するものが多く揃っています。商用利用可ですが、再配布や販売、公序良俗に反する利用は禁止されています。
・Linustock(ライナストック)
「ライナストック」は、デザイナー向けの線画が特徴で22のカテゴリを用意しています。色変更が可能で利便性が高く、商用利用可で事前連絡も不要です。しかし、画像の直リンクは禁止されており、またイラストそのものを主商品とする販売はできません。
参考:ライナストック|利用規約
・Loose Drawing
「Loose Drawing」は手書き風の柔らかいタッチが特徴で、サイト上で色変更が可能です。PNGやJPEGは無料で利用でき、SVGは問い合わせが必要です。商用利用可ですが、再配布や販売は禁止されています。
・ICOOON MONO
「ICOOON MONO」はアイコン素材に特化しており、色をRGBカラーコードで自由に指定できるのが特徴です。商用利用が可能でWebや動画にも利用できますが、商標登録や再配布は禁止されています。
・FLAT ICON DESIGN
「FLAT ICON DESIGN」はICOOON MONO系列のサイトで、フラットデザインのイラストをaiやSVG、PNG形式で提供しています。商用利用可ですが、再販売やロゴ化は禁止されています。
・ハンコでアソブ
「ハンコでアソブ」はその名の通りハンコ風の独特なテイストが特徴で、商用利用可でクレジット表記も不要です。ただし、素材そのものの再配布や販売は禁止されています。
・illu・station
海外サイトの「illu・station」は約500点のイラストをSVGやPNG形式で提供しており、カラーコードで色を変更することができます。商用利用可ですが、複製や再配布は禁止されており、利用には英語検索が必要です。
・unDraw
海外の「unDraw」は、Katerina Limpitsouniによって監修された人気サイトで、ベースカラーを自在に変更できる点が魅力です。商用利用可でクレジット不要ですが、素材を無断で再配布・販売することは禁止されています。
参考:unDraw|ライセンス
・manypixels
最後に「manypixels」は海外の大規模サイトで、2,500点以上のフリー素材がカテゴリ別に整理されています。カラーコード指定でSVGやPNG出力が可能で、商用利用可ですが再配布や販売は禁止されています。
まとめ:フリー素材を安心して商用利用するために
登録不要で商用利用可のイラストフリー素材サイトは多数存在しますが、利用する前には必ず規約を確認することが大切です。再配布や販売、商標登録、素材そのものの販売は禁止されているケースがほとんどであり、ファイル形式や色変更の可否についても事前にチェックしておく必要があります。
不明点があれば必ず運営者に問い合わせ、安心できる状態で利用しましょう。正しく利用すれば、フリー素材のイラストはWeb制作や広告、動画などの幅広い分野で強力な武器となります。


















