商用利用OKのフリー素材&イラストサイトまとめ|企業向けおすすめ4選
- 一生 山口
- 24 分前
- 読了時間: 5分

企業のWeb制作やSNS投稿、広告デザインでは、商用利用が可能なフリー素材サイトの存在が欠かせません。登録不要で高品質な画像やイラストが入手できれば、制作スピードが大幅に向上します。しかし、フリー素材であっても著作権や利用規約を理解していないと、商用利用の場面で思わぬトラブルにつながる可能性があります。本記事では、企業担当者に特に人気の高い4つのフリー素材サイトを取り上げ、特徴と注意点をわかりやすく解説します。
目次
1. Pakutaso(ぱくたそ):日本人モデルや国内向け素材が豊富で商用利用にも安心

出所:ぱくたそ公式サイト(https://www.pakutaso.com/)
Pakutasoは、日本人向けのWeb制作や広告に最適なフリー素材サイトとして知られています。写真はすべてオリジナル撮影で、運営者すしぱく氏と登録カメラマンによる高品質素材が公開されています。特に、日本の風景や日本人モデルの写真が多く、国内向けコンテンツ用に自然で使いやすいビジュアルを探せます。
ビジネスシーン、子育て、料理、イベントなど幅広いテーマをカバーしており、企業向けの資料・広告にも流用しやすい点が魅力です。人物素材はモデルリリース済みのものが多く、商用利用でも安心して使えます。利用前には、商品化や再配布の禁止など素材ごとの規約を確認する必要があります。
2.Odan(オーダン):海外のフリー素材サイトを横断検索できる便利ツール(商用利用対応)

出所:Odan公式サイト(https://o-dan.net/ja/)
Odanは、Unsplash、Pixabay、Kaboompicsなど複数の海外フリー素材サイトを横断検索できる便利なサービスです。写真だけでなく、商用利用可能なイラスト素材が見つかることもあり、幅広いジャンルのビジュアル探しに役立ちます。日本語検索に対応しているため、英語検索が苦手な初心者でも扱いやすく、「商用利用可の無料写真素材のみ」で絞り込める点も魅力です。
ただし、Odan自体はフリー素材を配布しているわけではなく、あくまで検索ツールです。表示される素材は各サイトの利用規約に従う必要があり、商用利用時の禁止事項(再配布・素材単体の販売など)は必ず原サイトで確認することが重要です。
3. food.foto(フード ドット フォト):食材・料理に特化した商用利用向けフリー素材サイト

出所:food.foto公式サイト(https://food.foto.ne.jp/)
food.fotoは、「食」に関する商用利用向けフリー素材の中でも特に評価の高い専門サイトです。果物、野菜、料理・食器、飲み物の4カテゴリに整理されており、飲食店のWebメニューや食品ECサイトの画像選定に便利です。とくに、和食や日本独自の食文化を表す素材が豊富で、海外フリー素材サイトでは見つかりづらい料理イメージを探す際に役立ちます。
商用利用や画像加工が可能な素材が多いものの、再配布や商品化が禁止されているケースがあります。料理写真はパッケージや器具にロゴが写り込む場合もあるため、使用前の確認が必要です。
4. Pexels(ピクセルズ):海外向けデザインに強いフリー素材サイト(画像・動画対応)

出所:Pexels公式サイト(https://www.pexels.com/ja-jp/)
Pexelsは、世界的に利用されているフリー素材サイトで、商用利用できる写真や動画が豊富にそろっています。日本語検索にも対応しているため、海外のフリー素材を使いたい場面で非常に便利です。クレジット表記が不要な素材が多く、Web広告・SNS動画・LP制作など幅広い企業制作に活用できます。
海外のライフスタイル、オフィス、旅行、食文化などのビジュアルが得意で、グローバルな印象をつくりたい場合に最適です。ただし、日本向けのリアルな風景や日本人モデルの素材は少なめで、国内向けの制作物では選定に注意が必要です。商用利用時は、ブランドロゴの写り込みや肖像権に関するチェックを忘れずに行いましょう。
5. フリー素材を商用利用する際に必ず確認したい著作権と権利
フリー素材でも著作権は消滅しておらず、著作者の死後70年間保護されるという基本ルールがあります。素材によっては著作権放棄(CC0)や、クリエイティブ・コモンズ(CC)などライセンス形式が異なるため、商用利用可・加工可・再配布可などの条件を必ず確認しなければなりません。
クレジット表記が必要な素材では、©記号・著作権者名・発行年の3点を明示する必要があります。また、人物モデルの肖像権やロゴ・パッケージの商標権など、著作権とは別の権利が存在する点にも注意が必要です。企業で利用する場合は、法務担当や制作チームと相談しながらリスクを回避することが大切です。
まとめ:商用利用できるフリー素材を安全に活用し、制作品質と効率を高めよう
本記事では、Pakutaso・Odan・food.foto・Pexelsの4サイトを紹介しました。いずれも商用利用可能なフリー素材を扱っていますが、利用規約や権利確認を怠るとトラブルの原因になります。フリー素材は便利ですが「無料=自由」ではなく、著作権・商標権・肖像権のチェックは必須です。






